http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000069-kyodo-soci
『インフルエンザ治療薬タミフル(成分名リン酸オセルタミビル)をのんだ岐阜県と愛知県の少年2人が、直後に異常な行動を取り死亡していたことが、12日分かった。1人は昨年2月、トラックに飛び込み、もう1人は今年2月にマンション9階から転落した。』
この行動が単なる偶然で片付けられないのは
『タミフルの添付文書には重大な副作用として、意識障害、異常行動、幻覚などの症状があらわれることがあると記載されている』
ことによると思われます。
こちらの方が、もうちょっと詳しい。
『 奥西秀樹・島根大医学部教授(薬理学)は「脳内には興奮を抑える仕組みがあるが、タミフルはこの仕組みをさらに抑え異常な興奮などを起こすのではないか」と推定する。未成年者や乳幼児は化学物質から脳を守る機構が弱く、特にこうした副作用を受けやすい。他に幼児6人が服用後に突然死しており、同様の副作用と疑われるという。』
さて、この副作用はどうでしょう。
痛みとか吐き気などは、ありがちですが、
脳に直接作用しちゃうのは、どうかな。
特に、病気だから寝ていると思っていたのに・・気付いたら転落ですからね。
厚生労働省の報道発表資料より
製薬会社と名前からココに載っているタミフルカプセルが、
そうなんじゃないかと。
症例の概要をみると・・・うーむ。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/06/h0624-2/index.html
[副作用(重大な副作用)]
肺炎:肺炎の発症が報告されているので,異常が認められた場合にはX線等の検査により原因(薬剤性,感染性等)を鑑別し,適切な処置を行うこと。
精神・神経症状:精神・神経症状(意識障害,異常行動,せん妄,幻覚,妄想,痙攣等)があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,観察を十分に行い,症状に応じて適切な処置を行うこと。
では何故ということになるんですけど。
これがインフルエンザに「効く」からですね。
日本経済新聞の説明によると
『タミフルの場合、細胞の中で増えたウィルスが細胞の外に出るのを止める』
という機能を持っているそうです。
新型インフルエンザにも有効と期待されている「タミフル」は各国が備蓄に
動いているようで、タミフルはどんどん使われそうです。

